スキンケアにオイルを使うタイミングはいつ?正しい順番を解説
スキンケアにおいて「オイル」を使うタイミング、迷ったことはありませんか?美容オイルは保湿力が高く、肌にツヤとハリを与える優れたアイテムですが、間違った順番で使うとその効果が十分に発揮されないどころか、肌トラブルの原因になることもあります。今回は、スキンケアにオイルを使うベストなタイミングとその理由、肌質別の使い方について詳しく解説します。
スキンケアの基本ステップ
まずはスキンケアの基本的なステップを確認しましょう。
1. クレンジング
2. 洗顔
3. 化粧水
4. 美容液
5. 乳液
6. クリーム
この中で、オイルをどこに使うのが最適なのでしょうか?
オイルを使う最適なタイミングとは?
結論から言うと、オイルは「乳液の後」または「クリームの代わり」に使うのが理想です。肌に蓋をして水分の蒸発を防ぐという役割があるため、化粧水や美容液の後に使用することで保湿成分をしっかり閉じ込めることができます。
オイルを使う順番の基本
クレンジング
洗顔
化粧水
美容液
乳液
オイル
オイルは「油分」が主体のため、水分系の化粧品より後に使うのが鉄則です。水分の後に油分で蓋をする、というのが基本的な考え方になります。
オイルを化粧水の前に使うのはNG?
一部では「オイルをブースターとして化粧水の前に使う」という方法もありますが、これは肌質や使用するオイルによって向き不向きがあります。軽いテクスチャーのオイルであれば導入液として使えることもありますが、一般的には化粧水の後に使う方が保湿効果を実感しやすいです。
肌質別・オイルの使い方
乾燥肌の場合
乾燥肌の方には、夜のスキンケアの最後にオイルを使うのが特におすすめです。肌の水分を閉じ込めて、翌朝までしっとりとした状態を保てます。ホホバオイルやアルガンオイルなど、浸透性と保湿力の高いオイルが適しています。
脂性肌の場合
オイル=べたつくと避けがちですが、脂性肌の方でも少量のオイルを使うことで皮脂バランスを整えることができます。軽めのテクスチャーのスクワランオイルやローズヒップオイルがおすすめです。使う量はごく少量にとどめましょう。
混合肌の場合
部分的に乾燥が気になる場合は、Tゾーンは避けて頬や口元など乾燥しやすい部分にのみ使用するとバランスが取りやすくなります。
朝にオイルを使っても大丈夫?
朝のスキンケアにオイルを使う場合は、少量にとどめてメイク崩れを防ぐ工夫が必要です。日焼け止めや化粧下地との相性もあるため、実際に使ってみてテクスチャーを確認しましょう。ファンデーションがヨレやすいと感じた場合は、オイルの量を減らすか、夜だけの使用にするのがおすすめです。
オイルを使う際の注意点
開封後は酸化しやすいため、半年以内を目安に使い切る
肌に合わないと感じたらすぐに使用を中止する
使いすぎは毛穴詰まりやニキビの原因になることもある
まとめ
スキンケアにオイルを取り入れることで、肌の保湿力が高まり、ツヤ感のある健やかな肌を保つことができます。ただし、使うタイミングと順番を間違えると効果が半減してしまうので注意が必要です。基本は「水分の後、油分で蓋をする」。このルールを守ることで、オイルの力を最大限に活かすことができるでしょう。
肌質やライフスタイルに合わせて、あなたにぴったりのオイルスキンケアを楽しんでくださいね。